負傷から治療までの流れ
炎症期
- 通常は負傷から2日、長期になると2~3週間までの期間の反応。
- 負傷部位を再生するための準備期間で、炎症期のうちは負傷部位の再生は起こりにくく、身体の血流を良くする行為は、身体の痛み等を増幅させて症状を悪化させます。
- 負傷部位を冷やして炎症反応を抑えることが早期回復に繋がります。
増殖期
- 負傷から48時間後から始まり、6~8週間続く反応。
- 身体の痛みのピークが過ぎて、徐々に痛みが落ち着いてきます。
- 負傷部位の再生が始まるため、負傷部位を温めて血行を促進したり、負傷部位に適切な運動をすることによって負傷部位の再生機能を高めることが早期回復に繋がります。
- 但し、負傷から3~6週間は再負傷しやすい時期のため注意が必要です。
再形成期
- 負傷から17~28日後から始まり、数ヶ月~数年続く反応。
- 再生した負傷部位を負荷に耐えるように再形成します。
- 負傷から1年後で本来の機能の70~80%回復している程度と言われています。
治療内容
当院では患者様自身が持つ身体回復機能を高めて痛みを取り除く治療と筋肉などの緊張による身体のバランスを負荷をかけずに取り除く治療を組み合わせて施術を行います。
機器による基本検査
筋肉に対して微弱な電気を流してその日の身体の組織の状態がどうなっているのかを数値で確認し、どのような治療を行う事が最適であるかの方針を決めていきます。
スパイラルテーピング
痛めた部位に対して皮膚の固定を目的として筋肉の動きを制限して痛みを取り除くテーピングと、痛めた部位に対して直接テーピングを行わずに痛みの部位への負荷を軽減する身体の部位に対して遠隔で処置を行い痛みを取り除くテーピングを合わせて行います。
はり・きゅう
痛めた部位に対して直接刺し鎮痛作用や消炎作用を起こす鍼と、身体全体の経穴や筋肉に対して刺し調整作用や血行促進作用を起こす鍼、免疫力や血流調整作用を起こす灸を合わせて行います。
電気・磁気
基本検査時に毎回その日の身体の状態にあった周波数の電気を当てることで疼痛の緩和と筋力改善を図り、磁気を当てることで血液循環を整えて痛めた部位の回復促進を図ります。